【キーウ(キエフ)AFP時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、ロシアとの間でウクライナ産穀物の輸出再開に関する合意が成立したことについて、仲介役の国連に合意履行を保証する責任があると強調した。農業大国であるウクライナ産穀物の輸出停滞で深刻化していた食料危機を改善できると期待も示した。

ウクライナ穀物輸出で合意成立 ロシアも署名、トルコ・国連仲介

 ゼレンスキー氏はビデオ演説で「ロシアが挑発行為を行い、ウクライナと国際社会の努力をおとしめようとするかもしれない」と指摘。「ただ、われわれは国連を信頼している。合意が履行されるかは国連の責任だ」と訴えた。