[14日 ロイター] – サウジアラビアのアルワリード王子が経営する投資会社キングダム・ホールディングは14日、2月22日─3月22日にロシアのエネルギー会社ガスプロム、ロスネフチ、ルクオイルに投資したことをツイッターで明らかにした。

多くの西側諸国は2月24日のロシアのウクライナ侵攻を受けてロシアのエネルギー会社に制裁を科している。

投資はキングダム・ホールディングの128億リヤル(34億ドル)の3カ年投資計画の範囲内で行った。

2月22日にガスプロムに13億7000万リヤル、ロスネフチに1億9600万リヤル、2月22日─3月22日にルクオイルに4億1000万リヤルを投資した。

サウジの政府系ファンドであるパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は5月、キングダム・ホールディングの株式16.87%を取得した。

サウジとロシアは、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国で構成するOPECプラスを主導している。