[東京 21日 ロイター] – 政府は21日、岸田文雄首相が新型コロナウイルスに感染したと発表した。岸田首相は昨夜、微熱や咳などの症状があり、21日午前10時に首相公邸でPCR検査を受けたところ、午後4時に陽性の結果が出たという。現在、公邸内で療養している。

首相は16日から6日間の日程で夏休みをとっていた。首相周辺によると症状は軽症。首相臨時代理は置かず、22日から公邸で公務を行う意向だという。当初、27日からチュニジアで開催予定のアフリカ開発会議(TICAD)に出席する方向で調整していたが、現地入りは見送ってオンラインで参加することを検討している。

(杉山健太郎)