米特別検察官に任命されたジャック・スミス氏=2020年11月、ハーグ(AFP時事)
米特別検察官に任命されたジャック・スミス氏=2020年11月、ハーグ(AFP時事)

 【ワシントン時事】ガーランド米司法長官は18日の声明で、トランプ前大統領を巡る一連の捜査で、政権から独立した立場で捜査を行う「特別検察官」を任命したと発表した。大統領選の候補者に対する政権の政治介入のそしりを免れる意味がある。

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 ガーランド氏は、トランプ氏の2024年大統領選への正式出馬表明や、バイデン大統領も再選に意欲を示したことを理由に挙げ、「特別検察官の任命は公益に資すると判断した」と述べた。

 ガーランド氏は、20年大統領選の敗北を覆そうと投票結果の承認を妨害した疑い▽大統領退任時にホワイトハウスから機密文書を持ち出した疑い―の2件が特別検察官の捜査の対象になると説明した。

 トランプ氏は18日、フロリダ州の邸宅マールアラーゴで演説し「恐るべき権力の乱用であり、いつまでも続く魔女狩りの一環だ」と非難した。

 任命されたのはジャック・スミス氏。コソボ紛争裁定のためのハーグ特別法廷で主任検察官を務めたほか、司法省で選挙などの汚職捜査を担当した経験を持つ。