[東京 8日 ロイター] – 内閣府が8日公表した7-9月期の実質国内総生産(GDP)2次速報は前期比マイナス0.2%となり1次速報のマイナス0.3%から小幅上方修正された。年率ではマイナス1.2%からマイナス0.8%に引き上げられた。ロイター集計民間予測はマイナス1.1%だった。

原油在庫増による在庫変動で民間需要が前期比0.4%増から0.5%増に上方修正された。政府最終消費も前期比横ばいから同0.1%増にそれぞれ上方修正された。

輸出は、統計手法見直しの影響で前期比1.9%増から同2.1%増に変更された。

設備投資は1次速報と同じ前期比1.5%増(ロイター予測も1.5%増)だった。

一方、個人消費は前期比0.3%増から同0.1%増に引き下げられた。1次速報ではプラス寄与と推察されてい外食サービスが、最新統計を反映した結果マイナス寄与に転じた。民間住宅も同0.4%減から同0.5%減に下方修正された。

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