[14日 ロイター] – ベラルーシのルカシェンコ大統領は14日、首都ミンスクで開かれた式典を欠席した。9日以降、公の場に姿を見せておらず、重病説が浮上している。

国営ベルタ通信によると、ルカシェンコ氏は若者が国旗への忠誠を誓う式典への出席を見合わせ、ゴロフチェンコ首相が同氏のメッセージを代読した。

ベルタ通信はルカシェンコ氏が公の場に姿を見せていない理由を伝えていない。

同氏は9日、ロシアの首都モスクワで開かれた対ドイツ戦勝記念日のイベントに出席したが、疲れた様子で足元がややふらつき、右手に包帯が巻かれているのが見られ、プーチン大統領主催の昼食会も欠席した。

野党系のユーロラジオは、ルカシェンコ氏が13日にミンスクにある診療所に搬送されたと報じている。

1994年に大統領に就任した同氏は現在68歳。国内デモの鎮圧にプーチン氏の支援を得るなどしてきた。

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