[ワシントン 28日 ロイター] – 複数の米政府当局者によると、ウクライナでのロシアの軍事作戦副司令官であるセルゲイ・スロビキン氏は、民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏による反乱計画に賛同していたが、積極的に支援したかどうかは明らかではないという。

プリゴジン氏は24日、ワグネル部隊の武装反乱を主導し首都モスクワに迫ったが、ベラルーシの介入で進軍を停止した。

米当局者らは、プリゴジン氏が反乱を実行するのに十分な武器とロシア軍内部からの賛同があると信じていたに違いないとの見方を示した。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は27日、スロビキン氏がプリゴジン氏の反乱計画を事前に認識していたと報じた。

ロシア大統領府は28日、この報道に関する質問に対し、事件の余波で「多くの憶測が飛び交うだろう」と述べた。

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