北朝鮮、新型ミサイルをロシアに売却も─韓国国防相=聯合ニュース

[ソウル 11日 ロイター] – 韓国の申源シク国防相は、北朝鮮がロシアに新型ミサイルを提供する構えを示唆しているほか、韓国総選挙と米大統領選を年内に控え、追加の兵器実験を行い緊張を高める可能性があると指摘した。聯合ニュースが報じた。

「北朝鮮には資金が必要で、ロシアが求める新型兵器を積極的に売却している」と10日に行ったインタビューで語った。

申氏は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が今週、軍需工場を視察したことに触れ、そこで確認したとされる新型の短距離弾道ミサイルの少なくとも一部をロシアに売却する可能性があるとした。ロシアがこのほど、北朝鮮の短距離弾道ミサイルを入手したとされていることを理由に挙げた。 もっと見る

北朝鮮は従来、新型ミサイルを前線部隊に配備する方針を示していた。

申氏はまた、北朝鮮が早ければ今月中にも固体燃料型の中距離弾道ミサイルの実験を行い、長距離ミサイルも発射して米韓の選挙前に緊張をさらに高める可能性があるとの見方を示した。