▽レバノンのヒズボラ、イスラエルにロケット弾数十発 空爆に報復<ロイター日本語版>2024年3月28日午前 8:03 GMT+9

レバノンのヒズボラ、イスラエルにロケット弾数十発 空爆に報復

[ベイルート 27日 ロイター] – レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは、イスラエル北部の町キリヤットシュモナに向けて27日未明に数十発のロケット弾を発射したと明らかにした。イスラエルが前日にレバノン南部の村ヘッバリエを攻撃し、死者が出たことへの報復とした。

また、レバノン治安筋によると、同国南部へのイスラエルの新たな空爆で、27日にヒズボラ戦闘員を含む少なくとも8人が死亡した。

イスラエルの救急サービスは先に、27日のロケット弾攻撃でキリヤットシュモナの工場労働者1人が死亡したと発表した。

レバノン治安筋がロイターに述べたところによると、イスラエルによるヘッバリエへの攻撃では少なくとも7人が死亡した。ヒズボラの緊急救援センターを狙ったとみられるという。

一方、イスラエル空軍(IAF)はパレスチナ自治区ガザへの空爆開始後に凍結していた年次訓練について、ここ数週間で徐々に再開していると明らかにした。

声明で「訓練プログラムは長期にわたる戦闘において北部などの戦区でのIAFの戦争準備態勢を強化することに重点を置く」と述べた。訓練には「敵地深くまで飛ぶ大規模な長距離攻撃」が含まれるという。

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