[ストックホルム 15日 ロイター] – スウェーデン外務省は、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相が15日から2日間の日程で同国を訪問すると発表した。スウェーデンは北大西洋条約機構(NATO)に加盟しておらず、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が5月末までに開催意向を示している首脳会談の候補地ともされている。

李外相はスウェーデンのバルストロム外相と会談し、朝鮮半島情勢や米国の利益代表としてのスウェーデンの役割について意見を交わす見通し。スウェーデン外務省は声明で、国連安全保障理事会が北朝鮮の核・ミサイル開発を非難していることに触れ、「スウェーデンは安保理決議を全面的に支持する。今回の訪問は決議の効果的な実行に貢献するためのものだ」と指摘した。