• ゼービング氏はシェンク氏と共に共同副CEOを務めていた
  • ガース・リッチー氏が単独の証券部門責任者に昇格

ドイツ銀行は、ジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)の後任としてクリスティアン・ ゼービング氏を指名した。欧州最大の投資銀行の将来の方向性を巡り懐疑的な見方が広がる中で、クライアンCEOは就任から3年弱で退任する。

クリスティアン・ゼービング氏
写真家:Alex Kraus / Bloomberg

ドイツ銀の8日遅くの発表によると、同行生え抜きのゼービング氏はCEOに即日就任する。一方、ガース・リッチー氏が単独の証券部門責任者に昇格し、カール・フォンロア最高総務責任者(CAO)と共に副CEOに就任する。ゼービング氏と共同副CEOを務めていたマルクス・シェンク氏は、クライアン氏と共に同行を去る。