-
ヘイリー米国連大使はシリアに関連する企業が対象と述べていた
-
ヘイリー大使は16日に発表と発言したが、これは間違いと分かった
ロシアによる2016年大統領選介入疑惑やシリアでの紛争を巡り米ロ関係が緊張する中、トランプ米政権は対ロ追加制裁を科すかどうかを「近い将来」に決定する方針だ。ホワイトハウスのサンダース報道官は16日の発表資料で、「われわれはロシアへの追加制裁を検討しており、近い将来に決定されるだろう」と述べた。
ヘイリー米国連大使は15日、CBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で、「ロシア制裁が下されるだろう。ムニューシン財務長官が16日に発表する」と発言し、騒ぎを引き起こしたが、これは間違いだと分かった。同大使は新たな制裁はシリアのアサド政権および化学兵器に関連する「機器を扱う企業を直接の対象とする」と説明していた。
原題:U.S. Will Decide in ‘Near Future’ on Additional Russia Sanctions(抜粋)