米大統領 日米首脳会談終え「よいことが起きるだろう」

日米首脳会談を終えたアメリカのトランプ大統領は、ツイッターに、「すばらしい会談で、北朝鮮や貿易について徹底的に話し合った。よいことが起きるだろう」と投稿し、今後の進展に期待を示しました。

トランプ大統領は、2日間にわたる日米首脳会談を終え、19日、みずからのツイッターに「安倍総理大臣とすばらしい会談を行った」と投稿しました。そのうえで「北朝鮮や貿易について徹底的に話し合った。よいことが起きるだろう」と書き込み、今後の進展に期待を示しました。

日米首脳会談でトランプ大統領は、6月上旬までに開かれる見通しの北朝鮮との首脳会談で日本人の拉致問題を提起する考えを示すなど、日米で連携して北朝鮮の問題に取り組む方針を確認しました。

また、日本との間の貿易赤字の削減に改めて強い意欲を示すとともに、去年、離脱したTPP=環太平洋パートナーシップ協定への復帰には否定的で、日米2国間の貿易協定を重視する姿勢を強調しました。

トランプ大統領としては日米首脳会談を踏まえ、北朝鮮の問題や貿易赤字の削減で具体的な成果を得たい考えをアピールしたものとみられます。