• 50、100、200日移動平均を16営業日連続で割り込む
  • テザーを利用した価格操作疑惑、テキサス大学の教授が指摘

仮想通貨ビットコインは13日も下落。4営業日連続で下げ、その間の下落率が16%に達した。昨年の急騰の裏に価格操作があったとの疑惑が生じている。

ビットコインは16営業日連続で50日、100日、200日移動平均を下回って終了した。これは今年最長。 昨年1400%余り値上がりしたビットコインは、12月に付けた最高値1万9511ドルから約67%下落している。

仮想通貨テザーを使った価格操作疑惑を指摘した論文など、ネガティブなニュースが相次いでいる。広く取引されている仮想通貨の一つであるテザーは、ビットコイン相場の重要な節目でビットコイン購入に使われるパターンを形成しており、昨年12月の急騰に一役買った可能性があると、テキサス大学の教授が分析した。

ビットコインは一時1.4%安の6438ドルとなった。

原題:No Letup for Bitcoin as Biggest Cryptocurrency Extends Drop (1)(抜粋)
Bitcoin Falls 1.4% to $6,438; Litecoin Down 5.1%