家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る先月・5月の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた上昇率が去年の5月と比べ0.7%上昇しました。

総務省によりますと、先月の生鮮食品を除いた全国の消費者物価指数は、平成27年を100とした指数で101.0と、去年の5月を0.7%上回りました。

消費者物価指数がプラスになるのは1年5か月連続で、暮らしに身近なモノやサービスの値上がり傾向が続いている一方、日銀が目標とする2%の物価上昇率にはなお距離があります。

一方、生鮮食品のほか電気やガス料金などエネルギーを除いた指数は101.1で、去年の5月を0.3%上回りました。