[ブエノスアイレス 22日 ロイター] – 米国のムニューシン財務長官は22日、ブエノスアイレスで開かれた20カ国・地域(G20)財務省・中央銀行総裁会議の閉会にあたり、主要7カ国(G7)が関税や非関税障壁、補助金の撤廃に向けたトランプ米大統領の提案を真剣に受け止めたと明らかにした。
また、トランプ政権は今後の欧州連合(EU)高官との協議で、この提案の受け入れを求めていく方針だと語った。
ムニューシン長官は記者会見で、トランプ大統領の貿易に対する姿勢は保護主義的ではなく、大統領は米国にとって自由で公正な貿易を望んでいると発言。「われわれは世界経済にとって貿易が重要との考えを強く支持するが、それは公正で相互的な条件に基づく必要がある」と述べた。