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前回の電話会議でアナリストの質問を「間抜けだ」とさえぎる
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バーンスタインのサコナギ氏ら2人に謝罪、睡眠不足が原因と釈明
米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は1日、4-6月(第2四半期)決算に関する電話会議の質疑応答の冒頭で、3カ月前の自身の「マナーの悪さ」を謝罪した。その後、前回の電話会議で最も激しい言葉を浴びせたアナリスト2人から最初の2つの質問に応じた上で、両アナリストに個人的に謝罪した。
5月に行われた1-3月(第1四半期)決算の電話会議で、マスク氏はサンフォード・C・バーンスタインのトニ・サコナギ氏の質問を「退屈で間抜けだ」とさえぎり、RBCキャピタル・マーケッツのジョセフ・スパック氏の質問を「あまりに不毛だ」と一蹴した。マスク氏は1日の電話会議でサコナギ氏に対し「失礼な態度」をわび、睡眠不足が理由だと釈明した。
投資家は極めて好意的に反応し、テスラの株価はこの日の時間外取引で一時12%上昇した。
原題:Musk’s Apology to Analysts He Scorned Sends Tesla Stock Soaring(抜粋)