[ワシントン 26日 ロイター] – メキシコのグアハルド経済相は26日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で同国と米国が進める2国間協議について、合意まであと「数時間」という段階にあり、合意間近だとの見方を示した。
一方、カナダとの協議は、少なくとも1週間かかるとの見方を示した。
グアハルド氏は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との協議前、米国との協議について記者団に対し「交渉の最後の数時間という段階にある」とコメントした。
2国間協議で争点となっているのは自動車分野。関係筋によると、週末の段階で双方の見解の相違はほとんどなくなっている。
業界筋によると、関税をゼロにする域内での部材調達比率について、現行の62.5%から約75%に引き上げることで合意に近づいている。
トランプ米大統領は25日、メキシコと近く合意する可能性があるとの見方を示した。