4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値から小幅に上方修正され、2014年第3四半期以来の高い伸びとなった。輸入や知的財産投資の修正などが反映された。
GDPのハイライト(第2四半期、改定値) |
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純輸出のGDP寄与度はプラス1.17ポイントと、速報値のプラス1.06ポイントから上方修正。在庫はマイナス0.97ポイント(速報値マイナス1ポイント)だった。
インフレ調整後の国内総所得(GDI)は1.8%増。前期は3.9%増だった。
設備投資は8.5%増(速報値7.3%増)。機器への投資は4.4%増(速報値3.9%増)に上方修正された。住宅投資は1.6%減(速報値1.1%減)へと下方修正された。
GDPの項目のうち変動が大きい在庫と貿易を除く国内最終需要は3.9%増と、速報値から変わらず。
政府支出は2.3%増で、速報値の2.1%増から上方修正。
実質可処分所得は2.5%増(速報値2.6%増)に下方修正。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:U.S. Second-Quarter Growth Revised Up to 4.2% on Software, Trade(抜粋)