[ワシントン 7日 ロイター] – 米共和党のマコネル上院院内総務は中間選挙から一夜明けた7日に会見し、来年の政策課題としてインフラやヘルスケア分野などを挙げた。中間選挙は民主党が下院の過半数議席を奪還する一方、上院では共和党が多数派を維持した。
マコネル氏は、上院が医療保険制度改革(オバマケア)や処方せん薬価格の改正に取り組むことになるだろうと指摘。一方、高齢者向け医療保険(メディケア)や社会保障関連の退職プログラムの改正が課題となる公算は小さいとの認識を示した。新たな税法制はどのような形であれ、超党派の支持が必要とも述べた。また、トランプ大統領による保守系判事指名を承認することも優先課題の1つだと指摘した。