[東京/横浜市 22日 ロイター] – 日産自動車(7201.T)は22日に開いた臨時取締役会で、代表取締役会長のカルロス・ゴーン容疑者の会長と代表取締役の解職を決議したと発表した。また、グレッグ・ケリー容疑者の代表取締役の解職も決議した。決議は全会一致だった

日産は、社内調査の結果、ゴーン容疑者主導による重大な不正行為を確認したため、今回の解職を決議したと指摘。

次期会長については、社外取締役の豊田正和氏、井原慶子氏、ジャンバプティステ・ドゥザン氏の3人で構成する委員会(委員長:豊田氏)が現取締役の中から候補を提案することも公表した。

さらに、ルノーとのアライアンス・パートナーシップは不変であることを確認したほか、ガバナンス体制や報酬に関する第三者委員会の設置も検討する。同委員会の設置については前述の社外取締役3人が検討を進める。