【ソウル時事】韓国紙ソウル新聞は4日、韓国政府が今年に入り、日本による「事実歪曲(わいきょく)」に対し、「積極的な対応」を取る方針に転換したと報じた。
同紙によると、知日派の李洛淵首相が2日に開かれた新年初の内部会議で、徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じた最高裁判決や、韓国駆逐艦による日本の哨戒機へのレーダー照射問題に関し、積極的対応を指示。「ローキー(控えめ)だった日本への対応基調が変わった」(政府関係者)という。
韓国外務省当局者は3日、地元メディアに対し、「日本の高官が最高裁判決について、国際法違反と断定するなど、両国関係発展に逆行するような言動を続けている」として、遺憾の意を表明した。(2019/01/04-08:24)