[パリ 10日 ロイター] – 仏自動車大手ルノー(RENA.PA)は10日、非公式の取締役会を開催した。会合ではカルロス・ゴーン容疑者を含む執行役員らのコンプライアンス(法令順守)を巡る内部調査に関して最新の報告が行われた。 

それによると、これまでに役員らの2017ー18年分の報酬を精査したが「法令にのっとっており不正行為も見当たらなかった」との結論に達した。調査は今後も継続し、過去年の記録を遡って調べるという。 

こうした中、日産自動車(7201.T)も10日夜、取締役会を開催。ルノー、三菱自動車(7211.T)とのアライアンスパートナーシップの重要性を改めて確認した。