ルメール仏経済・財務相は、現在勾留されているカルロス・ゴーン容疑者が仏ルノーでの職務を果たせない場合においてのみ、フランスはルノーの恒久的なトップ交代を望むと述べた。ゴーン容疑者はルノーで会長兼最高経営責任者(CEO)として在籍している。

  ルメール氏は14日、パリで記者団に対して「われわれの立場は変わらない。ゴーン容疑者の職務履行が永久的に妨げられるという場合においてのみ交代がある」と述べた。同氏はルノーの最重要株主である仏政府は、日産自動車との長期的なアライアンスに引き続きコミットしているとあらためて述べた。

原題:France’s Le Maire Seeks Clarity on Ghosn Before Renault Changes(抜粋)