【バンコク時事】3月に予定されるタイ総選挙で、軍事政権のプラユット暫定首相(64)は8日、親軍政政党、国民国家の力党の首相候補となる考えを表明した。

プラユット氏は2014年5月のクーデター後、実権を掌握。続投すれば、民政移管後も軍の政治への影響力が続くことになる。

一方、軍政と対立するタクシン元首相派のタイ貢献党の姉妹政党、タイ国家維持党は、ワチラロンコン国王の姉のウボンラット王女(67)を首相候補として選挙管理委員会に届け出た。(2019/02/08-12:43)