【ロンドン時事】「世界で大衆迎合主義と権威主義が高まる中、日本は社会的・経済的安定で際立っている」。英王立国際問題研究所のジム・オニール会長が日本を称賛するこんなコラムを同研究所のサイトに掲載した。同会長はかつて米投資銀行でエコノミストを務め、新興国のブラジル、中国などを「BRICs」と名付けた人物として知られる。
外国人労働者146万人=6年連続最高、技能実習など増-18年
オニール会長は、「日本は他の先進国にまだ何かを教えることができるはずだ」と指摘。長期政権を維持する安倍晋三首相が外国人労働者の受け入れや女性の労働参加を拡大したことを挙げた上で、1人当たり国内総生産(GDP)が高い伸びになっていると評価した。(2019/02/14-06:03)