【ワシントン時事】米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)は15日、北朝鮮が公表していない北東部のサンナムニ・ミサイル基地の存在を明らかにした。非武装地帯(DMZ)から250キロ北に位置する同基地は稼働中で、在日米軍が駐留する沖縄や米領グアムまで射程に入れる中距離弾道ミサイル「ムスダン」が配備されているとみられる。
CSISは昨年11月、北朝鮮には未公表のミサイル基地が約20カ所あると推定し、13カ所を特定したと発表していた。サンナムニはそのうちの一つだという。(2019/02/16-15:05)