[ワシントン 19日 ロイター] – 米政府が中国との通商合意の一環で、人民元を安定的に維持するという確約を中国側に求めていると、ブルームバーグTVが報じた。
米中通商協議は19日にワシントンで再開。21日からはムニューシン米財務長官、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が率いる閣僚級会議が行われる。
ブルームバーグによると、両国はこの日、通商と経済を巡る問題に関する覚書(MOU)の中で為替政策をどのように扱うか協議を進めており、米国は中国に対し関税の影響軽減に向け人民元の切り下げを行わないことを確約するよう要求した。
ムニューシン米財務長官は昨年10月、今後の米中通商協議では為替問題が議題に含まれなければならないと述べていた。