【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は28日、混乱が続く南米ベネズエラ情勢をめぐり、反米左派のマドゥロ政権を批判する米国と、政権を支持するロシアがそれぞれ提出した2本の決議案を採決した。米国案は中ロの拒否権行使で、ロシア案は支持が足りずにいずれも否決された。
決議案の採択には安保理の9理事国以上が賛成し、拒否権を持つ米ロ英仏中の常任理事国が反対しないことが必要。米国案は9カ国の支持を得たが、ロシア案に賛成したのは4カ国にとどまった。(2019/03/01-06:34)
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