ゴーン前会長

フランスの自動車メーカー「ルノー」は13日、カルロス・ゴーン前会長の側近とされる副社長のセペリ氏が退くことを明らかにしました。

ルノーは13日、経営の実務に当たるメンバーを刷新する人事を発表しました。
この人事で、ゴーン前会長の側近とされる副社長のセペリ氏が退くことになりました。セペリ氏をめぐっては、日産自動車とルノーの統括会社「ルノー・日産BV」から不透明な報酬が支払われていたと現地メディアが報じています。

今回の人事についてルノーは、自動車業界の大きな変化に対応し、経営の効率性を高めるためとしていて、ボロレCEO=最高経営責任者は、「新しいメンバーで電気自動車や自動運転などの課題に取り組んでいく」とコメントしています。

ルノーは、今月15日に取締役会を開いて、ゴーン前会長がルノーのトップを辞任するまでの報酬の扱いを協議することにしています。