[ワシントン 13日 ロイター] – トランプ米大統領は13日、中国との通商合意は急いでいないとし、米政府は知的財産権の保護を含む構造的な改革が合意に含まれることを望んでいると述べた。
トランプ大統領はホワイトハウスで「交渉は極めて順調に進捗していると考えている。(合意が)いつになるのか様子を見たい」とし、「(合意は)急いでいない。米国にとり正しいディール(取引)である必要があり、そうでなければディールは行わない」と述べた。
「私が納得のいかない合意には背を向けることを習国家主席は理解していると考える。物別れに終わる可能性は常にあり、習氏はそれを望んでいないだろう」と語った。
ただ、中国と合意できる公算は極めて大きいとも指摘。首脳会談前に合意するのか、首脳会談の場で合意することになるのかについては「いずれの方向も可能」とした上で、中国の習近平国家主席とともに詳細について最終決定することを望むと述べた。