[ニューヨーク 22日 ロイター] – トランプ米大統領が米連邦準備理事会(FRB)理事に指名した保守系経済コメンテーター、スティーブン・ムーア氏は22日、FRBが現時点で利下げを実施すべきか不明との認識を示した。
ムーア氏はブルームバーグTVとのインタビューで、FRBが昨年12月に実施した利上げは「重大な過ち」とし、最近の金融政策の方向転換に「ほっとしている」と語った。
ただ、FRBが利下げを実施すべきかとの質問に対しては「分からない」とし、「根拠やデータを見極め、引き締め過ぎか緩め過ぎかを判断していくことは興味深い」と語った。 ムーア氏は自身を「成長促進を支持するタカ派」と称した。