モラー特別検察官は2016年の米大統領選に対するロシア介入疑惑の捜査で、トランプ大統領による司法妨害の可能性に関して結論を出さず、ロシアとの共謀の証拠はないとの報告書を司法省に提出した。バー司法長官が24日に明らかにした。

 同長官は議会への4ページの書簡で、モラー特別検察官を引用し、「この報告書はトランプ大統領が罪を犯したと結論付けていないが、大統領の潔白を証明するものでもない」としている。

原題:Mueller Found No Russia Collusion; Obstruction Inconclusive(抜粋)