[ワシントン 12日 ロイター] – トランプ米大統領は12日、第5世代(5G)移動通信網の国有化に反対する考えを示し、通信網の整備に向け民間企業に迅速な対応を促した。
トランプ氏は会見で「米国のやり方は民間主導に尽きる。政府が多額の出費をすることはない。政府が主導すると良さや速さが損われてしまう」と語った。
会見に同席した連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長は、トランプ氏の発言は民間セクターへの重要なメッセージと強調した。委員長は5G移動通信網の周波数帯入札の第3弾を12月10日に行う方針や、農村部に特化した高速通信網整備計画なども明らかにした。