【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、ポリティコ紙(電子版)のインタビューで、北朝鮮による短距離弾道ミサイル発射について「信頼を裏切る行為とは全く考えない」と述べ、当面は静観する姿勢を示した。発射されたミサイルに関しても「短距離ミサイルで、極めてありきたりなものだ」と指摘した。
トランプ氏はまた、北朝鮮の行為が金正恩朝鮮労働党委員長に対する信頼を損なう可能性について「いずれかの時点でそれもあり得るが、今のところ全くそうでない」と発言。現時点での影響を否定しつつ、北朝鮮が挑発を続ければ、首脳間の関係にひびが入りかねないとの認識も示した。