【ワシントン時事】米下院司法委員会のナドラー委員長(民主党)は10日、ロシア疑惑に関するモラー特別検察官の捜査報告書に関し、司法省が証拠の一部を同委員会に開示することで合意したと明らかにした。
ナドラー氏は声明で、トランプ大統領の司法妨害などの疑いを追及する上で「カギとなる証拠」の提供で合意したと説明。「仮にわれわれが望む全てのものが手に入るのであれば、さらなる措置は必要ない」と述べた。11日にはバー司法長官を議会侮辱罪に問う決議案を下院本会議で採決する予定だったが、先送りする考えだ。
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