【ロンドン時事】メイ英首相の与党・保守党党首辞任に伴う党首選で、欧州連合(EU)離脱強硬派のジョンソン前外相や穏健派のハント外相ら計10人が10日、正式に立候補を届け出た。

 他の主な候補は、強硬派のラーブ前EU離脱担当相、穏健派のゴーブ環境相、ジャビド内相ら。出馬予定者で唯一のEU残留派だったジーマー前大学担当閣外相は、十分な支持が集まらなかったとして断念を表明した。

 今後は党所属の下院議員による投票を13~20日にかけて数回実施。候補者を2人に絞り込んだ上、党員投票で7月下旬までに次のリーダーを選出する運びだ。新党首はメイ氏の後任として首相に就任する。