[ロンドン 18日 ロイター] – メイ英首相の後任を決める与党・保守党の党首選は18日、第2回投票が行われ、欧州連合(EU)から強硬離脱も辞さないとする最有力候補のジョンソン前外相が126票を獲得して再び首位に立った。 

投票は与党議員313人によって行われ、ハント外相が46票、ゴーブ環境相が41票、スチュワート国際開発相が37票、ジャビド内相が33票だった。 

ラーブ前EU離脱担当相は30票で19日の第3回投票に進めなかった。投票は候補者が2人に絞られるまで続き、その後保守党党員による投票で勝利した候補者が党首になる。新首相は7月末に選出される見込み。 

ジョンソン氏は13日に行われた第1回投票でも114票を獲得し、首位だった。 

ジョンソン氏は他の4人の候補とともに参加したBBCの討論会で、英国は10月31日までにEUを離脱すると改めて表明。「10月31日に離脱しなければ、政治に対する信頼が壊滅的な打撃を受ける」とし、これに向け準備する唯一の方法は合意なき離脱に備えることだと述べた。