トランプ大統領

アメリカのホワイトハウスの新しい報道官にトランプ大統領の妻、メラニア夫人の側近のグリシャム氏が起用されることになりました。ホワイトハウスでは報道官の記者会見が3か月以上にわたって開かれておらず、政権とメディアの関係に変化がもたらされるのか関心を集めています。

アメリカでは今月13日、トランプ大統領が、サンダース報道官が今月末で退任し、故郷のアーカンソー州に帰ると明らかにし、後任に注目が集まっていました。

トランプ大統領の妻、メラニア夫人は25日、ツイッターに「ステファニー・グリシャム氏が次の報道官になることをお知らせします!」と書き込み、後任にみずからの側近でスポークスマンをつとめるグリシャム氏が起用されると明らかにしました。

このあと、トランプ大統領は記者団に対し「グリシャム氏はメラニアのためにすばらしい仕事をし、メラニアも気に入っている。メディア関係者からも好かれている」と述べ、期待を示しました。

アメリカのメディアによりますと、グリシャム氏は前回の大統領選挙の時からトランプ陣営で働き、夫妻の信頼も厚いということで、ホワイトハウスの広報戦略を担う広報部長を兼務することになります。また、今週開かれるG20大阪サミットにも同行する予定だということです。

ホワイトハウスでは報道官の記者会見が3か月以上にわたって開かれておらず、政権とメディアの関係に変化がもたらされるのか関心を集めています。