【ワシントン共同】ポンペオ米国務長官は7日、イランが核合意で定められた濃縮度の上限を超えるウラン濃縮の作業に着手したことを受け、「より一層の孤立と制裁を招くだろう」とツイッターに投稿し、制裁強化の方針を表明した。

 既に制裁を受けているイランは欧州などが支援策を示さない場合、60日後にさらなる合意の履行停止措置を取ると警告しており、トランプ政権は濃縮拡大に危機感を強めている。

 ポンペオ氏は「イラン指導部が核兵器を持てば、世界に一層の危険をもたらす」と強調し、各国に対イラン包囲網への参加を呼び掛けた。

【共同通信】