• 「対外経済情勢」について議論-金商祚大統領政策室長も出席
  • 文大統領は10日に企業トップと面談-聯合ニュース
A South Korean flag, left, and Samsung Electronics Co. flag fly outside the company's headquarters in Seoul, South Korea. 
A South Korean flag, left, and Samsung Electronics Co. flag fly outside the company’s headquarters in Seoul, South Korea.  Photographer: Jean Chung/Bloomberg

韓国の洪楠基経済副首相兼企画財政相は、国内主要企業トップと「対外経済情勢」について協議した。大統領府が7日発表した。同国のテクノロジー業界は日本による半導体材料の輸出規制強化が及ぼす影響に備えている。

大統領府の高旼廷報道官はテキストメッセージで「対外経済情勢とその不確実性」が協議の中心だったと説明。政府当局者と企業トップの会合の詳細については明らかにしなかった。

高報道官は金商祚大統領政策室長も出席したと説明したが、どの企業のトップが出席していたかは明らかにしていない。韓国紙の東亜日報は5日、洪副首相と金室長が現代自動車グループの鄭義宣首席副会長、SKグループの崔泰源会長、LGグループの具光謨会長らと面談する計画だと報じていた。聯合ニュースは文在寅大統領が10日に企業トップと面会すると伝えている。

日本政府による韓国向け輸出規制強化は4日から発動された。半導体やコンピューターディスプレーの製造に必要な品目が対象。

原題:Korea Talks With Company Chiefs as Japan Tech Curbs Kick In(抜粋)