[ワシントン 23日 ロイター] – 中東地域を担当する米中央軍のマッケンジー司令官は23日、米軍艦が前週、中東のホルムズ海峡で2機目のイランの無人機を撃墜していた可能性があることを明らかにした。
トランプ米大統領は18日、米軍艦がホルムズ海峡でイランの無人機を撃墜したと表明。国防総省は声明で、強襲揚陸艦「USSボクサー」が同日、ホルムズ海峡を航行中に無人機に対し「防衛的対応」を取ったと明らかにした。 米当局者はロイターに対し匿名を条件に、USSボクサーが前週、2機目のイラン無人機を撃墜した可能性があるとし、状況を確認中であるとしていた。
これについてマッケンジー司令官はCBSニュースのインタビューに対し、「無人機1機を撃墜したのは確実だが、もう1機も撃墜した可能性がある」と述べた。 イランは自国の無人機はすべて無事に基地に帰還したとしており、米軍による撃墜を否定している。