[25日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)が25日に発表した第2・四半期決算は、利益が予想を下回った。第3・四半期については、配送時間の短縮などに向けた支出を拡大させる中、営業利益が前年同期から減少する見通しを示した。 

決算発表を受け、アマゾンの株価は取引終了後の時間外取引で約1%安となっている。 

第2・四半期の売上高は20%増の634億ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の625億ドルを上回った。 

部門別の売上高は、販売者向けサービスが23%増の120億ドル、広告などが37%増の30億ドル。アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は37%増の84億ドルだった。 利益は26億ドルと、予想の28億ドルに届かなかった。 

第3・四半期については、営業利益が21億─31億ドルになると予想。前年同期は37億ドルだった。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は44億ドルとなっている。