[ワシントン 16日 ロイター] – トランプ米大統領が金融市場が混乱した14日に国内金融大手3社のトップと電話で協議していたことが、関係筋の話で16日分かった。
同筋によると、JPモルガン・チェース(JPM.N)のジェイミー・ダイモン氏、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N)のブライアン・モイニハン氏、シティグループ(C.N)のマイケル・コーバット氏は、ニュージャージー州ベッドミンスターのリゾートに滞在していたトランプ大統領と銀行部門の健全性について話し合った。
3人は、数週間前に予定された財務省との協議のため、ワシントン入りしていた。ムニューシン財務長官と資金洗浄対策などのルール変更について協議。財務省当局者らに、銀行部門が健全で流動性や資金も潤沢と説明したという。
米国株式市場は14日、主要3指数が揃って約3%下落していた。