ソフトバンクグループは、従業員がビジョンファンド第2弾に出資するための資金として最大200億ドル(約2兆1300億円)を融資することを計画している、と米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい複数の関係者を引用して報じた。

17日の同紙によると、ソフトバンクGの孫正義会長兼社長自身がその金額の半分余りを占める可能性がある。従業員による出資金200億ドルは、同社が先月発表したビジョンファンド第2弾で計画している調達額の約5分の1に相当する。

ビジョンファンドの広報担当者はWSJに対しコメントを控えた。

原題:
SoftBank to Lend Up to $20 Billion to Employees for Fund: WSJ(抜粋)