【ソウル時事】韓国の文在寅大統領は18日、金大中元大統領の死去から10年を迎えたことを受け、追悼する談話をツイッターなどで発表した。談話では、1998年に小渕恵三首相(当時)と金大中氏が合意した「日韓パートナーシップ宣言」に触れ、「韓日間の協力の道を進めなければならない」と強調した。
文氏は、金大中氏の功績について「韓国と日本が歩む友好と協力の道にも新たな道しるべを築いた」と指摘した。日韓パートナーシップ宣言では、歴史問題をめぐり「日本の『痛切な反省と心からの謝罪』を明文化した」と評価。「両国国民が歴史の教訓を共有し、平和と繁栄の未来を共に開こうという約束だった」と振り返った。