【香港時事】香港島中心部で18日、逃亡犯条例改正への反対運動に端を発した抗議活動の一環として、民主派団体主催の大規模集会が行われた。集会場所となった公園とその周辺には、主催者発表で170万人(警察発表12万8000人)が集まった。参加者の多くは幹線道路をデモ行進し、市民に実力行使した警察の責任追及や、改正案の完全撤回などを訴えた。
主催したのは、6月の200万人デモを行った民主派団体「民間人権陣線」。警察当局からデモ行進の許可を得られなかったため、団体側は集会の形式を取ったが、間もなくデモに移行した。団体は「理性的な行動」を強く呼び掛けたが、沿道の多くの商店は、警官隊との衝突を恐れて臨時休業した。