ジョンソン英首相は、欧州連合(EU)離脱協定案の再交渉に応じるようEU加盟国首脳を説得するのは容易ではないと認めた。今週ベルリンとパリを訪問した後で、これまでの発言から大きくトーンを変化させた。
プレス・アソシエーション(PA)が報じたところによると、ジョンソン首相は23日にイングランド南西部のデボンで、「皆に注意を喚起しておきたい。朝飯前でも簡単でもないからだ。これを成し遂げるには、懸命な努力が必要になる」と発言。進展は果たしているとしつつ、速やかに合意が結べるとはあまり期待すべきではないと語った。
原題:U.K.’s Johnson Plays Down Hopes of Quick Brexit Deal With EU(抜粋)