G7首脳、アマゾン火災の被災国支援で一致 仏大統領発表
ボリビアのサンタクルス県ロボレ近郊で、ボランティアで消火作業に当たる人(2019年8月24日撮影)。(c)AIZAR RALDES / AFP

【8月26日 AFP】南米アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で森林火災が続いている事態を受けて、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は25日、先進7か国(G7)首脳会議(サミット)の行われている同国南西部ビアリッツ(Biarritz)で、G7首脳陣が被災国をできるだけ早く支援することで一致したと述べた。

 マクロン氏は記者団に対し、「火災に襲われた国々をできるだけ迅速に支援することでわれわれすべてが一致した」と語った。

 G7サミット開催前、マクロン氏は世界の首脳らに対し、アマゾンを襲う火災に関する緊急の協議開催を呼び掛け、火災に対処する「具体的な措置」を約束していた。アマゾンは約60%がブラジル領内にあるが、ボリビア、コロンビア、エクアドル、フランス領ギアナ、ガイアナ、ペルー、スリナム、ベネズエラの8か国にもまたがっている。

 マクロン氏は「今朝コロンビアは国際社会に(支援を)呼び掛けた、したがってわれわれは支援を講じなければならない」と話した。