[ロンドン 6日 ロイター] – 英上院は6日、欧州連合(EU)からの離脱延期を要請する法案を可決した。9日にもエリザベス女王によって署名される見込み。
法案が成立すれば、英政府は、10月19日までに議会が承認する離脱協定案でEUと合意するか、合意なき離脱について議会承認を得ることができない場合はEUに離脱期限を2020年1月31日まで延期するよう求めなければならない。
一方、野党・労働党のコービン党首がこの日、9日に再度採決が行われる総選挙の早期実施を巡る動議について他の野党幹部との話し合いを実施。野党勢は離脱延期法案が成立するまで総選挙実施に反対し、総選挙に向けた呼び掛けも断る意向を示した。